図書館や郷土資料館や博物館の
司書さん・学芸員さん・調査員さんの仕事を知ろう
普段どんな仕事をしているの?
専門的な仕事って言ってたけど、どんな仕事なのかな?
図書館司書さんって?
本の専門家の仕事だ。

図書館司書さんは、図書館で本や資料の分類や整理、管理、本の貸出(かしだし)や返却(へんきゃく)を行う仕事。
利用者に情報(じょうほう)を提供(ていきょう)したり、本の相談を受けたり、図書館でのイベントの企画や運営なんかもするんだ。
また、必要な本を買ったりもして、みんなに利用してもらうよう、日々考えているんだよ。
学校の図書館や公共の図書館、私設(しせつ)図書館など、図書館という名がつくところには必ずいないといけないんだ。

図書館司書さんは、本に関する専門家(せんもんか)。
相談すると、古い文書に関する本などを教えてもらえるよ。

文書調査員さんって?
専門(せんもん)知識がある人が任命(にんめい)されるとても重要な仕事だ。

調査員さんは、その名の通りいろいろ調べるのが仕事だけど、ここでは古い文書の調査員について説明するね。
そのまま放っておくとどんどん失われていってしまう古文書。
これらを後の人たちにきちんと残していくために、活躍(かつやく)している人たちが文書調査員だよ。
自分たちの地域(ちいき)や時には全国のまわって、情報を集めたり、保存(ほぞん)や管理方法を調査したり、持っている人にそういうことを教えたりするんだ。
いろいろな歴史(れきし)やその地域のことなどにも詳(くわ)しい専門家なんだ。

学芸員さんって?
展示内容を考えたり、パネルを作ったりするのも学芸員さんの仕事だよ。

学芸員さんは、博物館や資料館で自分の専門分野についての資料を集め、整理し、保管したり、広くみんなに伝えるための展示のことも考える仕事だ。
関係する調査研究を行ったり、その発表もするんだ。

さらに博物館・資料館って教育という役割(やくわり)もあるから、みんなにわかりやすく学んでもらうように企画を考えたり、展示方法を工夫したりもしているんだよ。