地域のココに相談に行こう
~図書館や郷土資料館や博物館を活用するぞ~
図書館や郷土(きょうど)資料館(しりょうかん)や歴史(れきし)博物館のやくわり
みんなに伝統(でんとう)や技術のすばらしさなどを展示したり、相談も受け付けてるよ
家に掛(か)け軸(じく)があるんですけど・・・

※下の動画では音声も入っているよ! 学芸員さんの声を聞くときは、画面をクリックしてね。

けっこう多い相談らしいよ

家に大事そうにしまってある掛(か)け軸(じく)。時々出して飾ってるけど、何が書いてあるのかわからないんだ。っていうことが多いらしいよ。
そしてそれが、誰が書いたものか、何を書いたものか、それが誰も知らない、いつからあるかもわからない。。。

そういう時に活用できるのが資料館や博物館だよ。
ある程度(ていど)の情報(じょうほう)があれば、現物を持ってこなくても写真や電話でも対応できるらしい。

まず、絵なのか文字なのかを見てみよう。
絵ならば、何が書いてあるのか、落款(らっかん)=これは書いた人のサイン、ハンコの時もあるけど、それを見てほしいんだって。
文字の場合には、いくつかの種類があって、まずは文書の場合にはいつ、だれがだれにあてて書いたものかを確かめてほしい。
それ以外の文字だけの場合には、詩(し)や書である可能性(かのうせい)が高いんだって。1文字だけなら禅宗(ぜんしゅう)などでよく使われるし、20字だと漢詩(かんし)が書かれる可能性があるよ。
文字の場合にも落款(らっかん)があるかどうか、確かめてほしいって。

このくらいの情報があれば、相談に行ったときにスムーズに対応できるっていうことなんだ。

こんな珍しい図書館もあるよ
歴史図書館? へぇ~~~ッ!!

新潟県の新発田(しばた)市にある新発田市立歴史図書館。
海外では国立の歴史図書館を持っている国がいくつかあるけど、日本で、しかも市が運営(うんえい)している歴史図書館はとても珍(めずら)しいんだ。
新発田市の歴史やいろいろな情報(じょうほう)、資料(しりょう)を集めて、未来につながるよう保存(ほぞん)、公開しているよ。まさにキミたちにとっておきの場所だよね。

だからと言って、みんながみんなここに行かなければならないっていうことではないよ。名前は違(ちが)うけど、こういう場所は全国にたくさんあるよ。普段(ふだん)気づかないだけで、意外にも近くにあったりするかも。

よし、調べて出かけてみよう。