身近なところの古文書を探してみよう
~字が書かれた古い物なんでも探そう~
古文書とそうでない物との違い
古いものは古文書? 古いっていつなんだろう
時代や内容(ないよう)は気にしなくていい!
だいじなことは文字が書かれた古いモノを探(さが)すこと。時代や形式のことは無視(むし)しよう。

古い文書と書いて、古文書(こもんじょ)。
古ければなんでも古文書になるのかな?そもそも古文書ってなんなんだろう。

古文書は
①江戸(えど)時代までに書かれた文字が書かれた書類で
②差出人、宛先(あてさき)=相手、日付け、内容(ないよう)=用件(ようけん)がわかるもの
・・・というのが一般的(いっぱんてき)な考え方なんだ。

これが明治時代以降(いこう)に書かれたものだと「文書(ぶんしょ)」といって、一応(いちおう)分けて考えられている。
たとえば日記は、たとえ江戸時代に書かれたものでも古文書ではないんだ。差出人も宛先もないからね。
同じような理由で記録として付けたものも古文書ではなくて、こういうものは「古記録」というんだ。

でも、明治時代に書かれた手紙とかでも江戸時代の古文書と同じ形式で書かれているものは、古文書として考えていいと思うし、ここで大切なことは、古文書そのものにこだわることではなくて、古いモノを見つけて、そこから自分に関係することを調べたり、今とのつながりを考えることなんだ。

だから、日記でもいいし、古い本でもいいんだ。文字が書かれている古いモノをどんどん探(さが)そう!
そうすることで、きっといろいろなことが見えてくるよ。